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名所図会 巻2-24 石津郷

石津郷いしづのがう

堺の南廿町許にあり。上石津かみいしつ下石津しもいしつといふ。[姓氏録しやうじろく]云、和泉國神-別に、石津いしつむらじ天穂日命あめのほのひのみこと十四世のそん野見のみ宿禰すくねのちなり。
[土佐日記]云、
いしつといふところの松はら、おもしろくてはまへとをし
[更級記]云、
さるへきようありて、秋の頃いつみにくたり、冬になりてのほるに、おほつといふ浦に舟にのりたるに、其夜、雨風いはもうこくはかりにふりふゝきて、神さへなりてとゝろくに、波のたちくるをとなひ、風のふきまとひたるさま、おそろしけなること、いのちのかきりつとおもひまとはる。をかのうへに舟を引あけて夜をあかす。雨はやみたれと、風なを吹つゝ舟出さす。行ゑもなきをかのうへに五六日をすくす。からうして、風いさゝかやみたるほと、舟のすたれまきあけて見わたせは、夕しほたゝみちにみちくるさま、とりもあへす。入江のたつの聲、おしまぬもおかしくみゆ。國の人々あつまりきて、その夜、このうらを出させたまひて、石津につかせたまへらましかは、やかて、此御舟なこりなくなりなましなといふ、心ほそうきこゆ。
[夫 木]
 あるゝ海に風よりさきに舟出していしつの波と消なましかは
更級記さらしなのき]は、菅原すがはらの孝標たかすゑむすめあらはふみ也。すなはち祐子ゆうし内親王ないしんわう侍女じぢよ也。あに定義さだよしは、和泉守ににんじて、和泉の国府こふきよす。京北野本殿ほんでんの内の和泉殿いづみどのにして、しう五位下菅原すがはら定義さだよし也。菅神かんしん六世のそん、従四位上孝標たかすゑの子にして、でんみちげうとす。令聞れいぶんはぢず。

更新履歴
作成:2014年 8月20日 14:28:49 再構築
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