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名所図会 巻3-74 和泉式部旧蹟

和泉式部旧蹟いづみしきぶのきうせき

上松村にあり。俗に式部塚といふ。当國の内、和泉式部の旧跡といふもの、すべて三十餘所あり。日根ひね谷川たかは小嶋の邉に至りては、式部楊枝やうじ清水しみづ鏡石かゞみいし醤水壺をはくろつぼとて、さまざまの名あり。式部は、上東門の侍女、和泉守道貞みちさだつま也。故に、和泉式部といふ。其後、道貞みちさだに捨られて、藤原保昌やすまさす。貴布祢きふねの社にて、蛍の和歌、御堂関白通り給ふ時の歌、代々の勅撰ちよくせんに多し。然れども、和泉國に赴きし躰曽て見へず。後人、和泉の名によりて作るものか、甚だ不審いぶかし。式部は、老後、誠心寺に籠りて尼となり、をはりとげらる。命終みやうじうの地は、京師上京小川なり。今、京極寺町に和泉式部のつか軒端梅のきばのむめは秀吉公の命により、上京より今の地へ遷す所也。当國の和泉式部の名跡めいせきといふもの、一としてしんなるは見へず。

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作成:2014年 8月24日 22:59:57 再構築
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