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名所図会 巻4-15 顕如蟄穴

顕如けんによ蟄穴かくしあな

佐野川村、新川又七郎第宅やしき境地きようちやぶ林の中にあり。天正八年閏三月五日、信長と本願寺和平調とゝのひ、同月廿七日、顕如けんによ上人、紀州雑賀さいかへ御退去たいきよあるべきとて、大坂より御舩にて、四月九日、佐野川北出の濱へ御着岸ちやくがんある。紀泉の門徒等、新川与市と共に、新川の家宅かたくへ請し入奉りける時に、織田のしのびのうかゞひ来るをさつし、やぶなかあなを深くほりて、其内にかくし置けり。果して兵卒ひやうそつ来り、所々をさがしぬれとも、さらに隠し置体おくていなし。これによつて、又、雑賀の方、追駈をつかけ行けり。これより、ことはざに、存寄ぬ事を、顕如けんによにもないとは、此時のことばよりいゝならはせり。信長亡滅はうめつの後、貝塚御堂みだうに三年御居住の時、時々よりより、新川氏へも御来駕らいかありて、祖師そし御影像みゑいざう、蓮如上人真筆にて山科御建立の文章とう、今に新川氏の家に秘藏ひさうしけるとそきこへし。

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作成:2014年 8月25日 14:32:54 再構築
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