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名所図会 巻4-30 大井堰大明神

大井堰おほせき大明神


大井堰おほせき明神

日根野莊ひねのしやう日根野村ひねのむらにあり。例祭まつり、四月二日。日根野莊の惣社にして、生土神うぶすなしんとす。

祭神さいじん鸕葺草葺不合命うかやふきあはせすのみこと
延喜式内なり。聖武帝の御時勧請し給ふといふ。
【管理人註】御神名のウカヤフキアハセスノミコトのカヤの字は、葺草と当て字しましたが、名所図会では(茲に鳥)草と表記されています。

比賣ひめの神社
大井堰社おほせきのやしろ、鳥居の南にあり。延喜式内也。[三代實録]曰、貞観ちやうくはん元年五月七日壬戌、和泉國比賣ひめの神社を官社に列す。同八月十三日丙申、無位むゐ比賣神に従五位上を授くと。一説曰、茅渟宮ちぬのみや舊蹟きうせき、此へしろより近し。比賣神ひめのかみ衣通姫そとをりひめ也とそ。一名、みその口村の前にあれば、みその口大明神とぶ。

末社まつしや
住吉、祗園、賀茂、熱田、春日、稲荷。

大井堰川おほせきかは
本社の南にあり。两岸りやうがん岩石がんせき畳々てうてうとして松檜しようかい繁茂はんもし、其なかながるゝ水音すいおん浙瀝せつれきとしてまことかみさひ、こゝろすみわたりて、森然しんせんたる霊地なり。

牛石うしいし
大井堰川の中にあり。

姥櫻うばさくら
神宮寺慈眼しけん院の前にあり。奇代の大しゆにして枝葉しようはびこり、花の時は、遠近、こゝに来りて、ゑんもよふして春日の永きをおしむ。

御手洗川みたらしかは
本社の右にあり。

層塔そのたう
本社の乾にあり。大日を安す。

藥師堂
塔の西にあり。

不動堂
姥櫻うばさくらの東にあり。

毘沙門天びしやもんてん
本社の門の左にあり。

[束草集]當社修造の願文に云、大井堰大明神は、泉州五社の其一ッにして、虚往きよわう實帰じつきゑき、日々に新也。朝祈てうき暮賽ぼさいれいとしふるびたり。然るに、正平八年二月、兵戦さかひまじはり、軍旅ぐんりよとなりしめて、神殿しんでん拜殿はいでん寶塔ほうたう鐘樓しゆろう経藏きやうざう廻廊くはいろう瑞籬みつかき荒垣あらかき、末社等、ことごとく破壊はゑす。故に八月十五日、五社会合の祭礼をかけんと欲す。抑、当國五社會合くはいがふ祭禮さいれいは、いにしへより、いまたかつて、一社もかくの例あらず。餘社よしやの神官、これをうつたへ、官しきりに下るによつて、神輿みこし國府こふおこし奉りぬ。正平十年八月日、覺豪かくがう阿闍梨あしやりこふによつて艸す。本文のしげきいとふて、處々しよしよ、これを畧しぬ。

更新履歴
作成:2014年 8月26日 9:50:27 再構築
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